Xperia X10をさわってきた

 アプリ開発者とブロガー向けに開催された、「Android OS端末 Xperia(TM) X10タッチ&トライ」イベントというものに行ってきました。
 これは本日(1/21)に発表されたソニー・エリクソン製Android端末であるところの、Xperia X10を、発売2ヶ月前にも関わらずいじくり倒していいよという大変太っ腹なイベントです。
 幸いぼくは、アジャイルメディア・ネットワークさんが確保していたブロガー枠50名に抽選で当たったので、個人的にも気になっていたこの端末を見て触って来ました。

 個人的に気になっていた「OSについて」と「音楽関連について」をこそこそと書きます。



★OSについて★



 OSは最初から言われていた通り、Android OS 1.6(Donut)を載せて発売されるとのこと。色々ソニエリの人に訊いてみたのですが、

 「1.6に最適化して各部を作り込んでいるので、まず間違いなくこのまま出します」

 とのお言葉でした。最新バージョンを期待してた向きにはガッカリ砲となったこのお知らせですが、触った感じはサクサクとよく動き、懸念されていた「ソニエリ(というかソニー)の詰め込みI/Fによるモッサリ化」はさして感じられませんでした。
 NexusOneと比べると、NexusOneが「シャキシャキ」と動くとすれば、X10は「するっ」と動く感じです。分かりづらい擬音ですみません。

MediaScapeとかTimeScapeとかの画面ばっかりなので、いわゆるAndroidの「素」を見ようとHome画面を出してみました。ちゃんと存在してるので、独自UIがちょっと……という人でも安心ぽいですね。
画面の見た目は実はNexusOneよりデカイのですが、Droid/Milestoneのように表示出来るアイコンの縦の数が5って事はありませんでした。4でしたよ。


 実は↑の画面、注目すべきとこがもう1つあるのです。
 ソニエリの人は「1.6に最適化した」云々との事でしたが、よーく見ると……

なんとLauncherがカスタム!
Androidの画面下部には、引き出しのように引き出せる(変な日本語)部分があります。ここをクリックしたり上にドラッグしたりすると、インストールしてあるアプリのアイコンがほぼ全部出てくる仕組みになってます。
この部分は「Launcher」というアプリでして、この「引き出しの取っ手」にあたる部分も、Launcherアプリに依存するグラフィックなのです。で、これは1.6標準の「取っ手」じゃないのです。
つまりはこのLauncherアプリを1.6ベースで作ったから……というのが、X10のOSが1.6になっている理由の根本の1つにある気がします。
ただこれだと、独自UIだけでなくOS根本のアップデートもソニエリ経由で行われる事になるって事ですよね。2.0になったら標準の「取っ手」になっちゃった!じゃ間抜けですものね。
それともパッチを別に用意してLauncherを上書きかな。


 ちなみに「OSのアップデート」については、

 「もちろん考えていますよ。docomoさんと協議して詳細を決定していく事になります」

 との事。あれ?Googleはホントに介在しないのかな?

★音楽関連★



 音楽に関しては、色々あってじっくり……とは行きませんでしたが、「どんな音質なのか」と「使い勝手」などを見てきました。
 結構面白いなあと思った機能は、

聴いている音楽に関連した動画をYouTubeで探し出して、一覧にしてくれる機能ですね。自分で使うか?と訊かれるとちょっと分かりませんが、よく考えてるなあ(色んな意味で)と感じました。


 音質に関してですが、このあたりは「個人の感想です」と断り書きが付きますが「思ったよりいいんじゃね?」というものでした。
 試聴に持って行ったのは、普段一番使っているUltimate Ears TripleFi 10、通称10proです。こいつは3つのドライバーを搭載したなかなかいいイヤホンなんですが、「中音域が弱い」という弱点を持っています(つまり歌モノなどで歌が引っ込む事がある)。普段はこの弱点をポータブルヘッドホンアンプなどで補ってるわけなんですが、当然今回はそのまま直挿しです。
 さらに丁度いい事に、ぼくが触ったデモ機にはゴスペラーズが入ってました。モロ歌モノ。というわけで聴いてみました。

 聴いたのは本番が始まる前の、BGMもアナウンスもない(ざわざわはしています)10数分ですが、思ったよりしっかりした音が出てました。中低音、特に中音域の肉付きがよかったので特性だとは思う(イコライザーなどの補正機能はナシ)のですが、これなら付属のイヤホンで聴いても結構いい音になるんじゃないでしょうか。
 10pro直挿しで中音域がこんだけ出てれば及第点以上です。さすがソニー。

 また、Media Goという、誤解を恐れずに言えば「ソニー版itunes」に対応しているので、音楽のみならずマルチメディア系の管理はかなり簡単かつ視認性に優れたものになっています。



 ……そういやMedia Goなしでファイルをぶっ込めるのか訊いてくるのを忘れましたorz まあ出来ると思うんですけどね。

 ちなみにマルチメディアに特化しているだけあって付属品のmicroSDHCカードは16GB、さらにソニエリの「付属品らしからぬ、比較的ちゃんとした」イヤホンがついてくるそうです。ここだけ見ても「お金かけてんなあ」と思えます。何せAndroid端末はmicroSDHCがほぼ必須なのに、ついてくる奴は大抵2GBのClass2とかですからね。それに比べればかなりいいと思います。

 というわけで自分的にはかなり欲しくなりました。
 ここでは触れていませんがPoBoxとか、顔認識機能がカメラと連絡先に連動した機能とか、なかなかいい感じのフィーチャーも搭載されていますしね(PoBoxは素晴らしいとは思うのですがフリック入力非対応なので、個人的にはSimejiやOpenWnnに一歩譲る感じです)。

 触る前は「でっかいんだよねえ、大丈夫かな」と思っていた筐体も非常に持ちやすいもので好感が持てましたし、HT-03Aを機種変して買ってしまおうかと本気で考え始めてしまいました。
 
 ともあれ、なかなか楽しみな機種である事は間違いなさそうです。ネットじゃ賛否両論ですけどね。

 おまけ:

ケースやらアクセサリやらも同時発売らしいです。ケース大好き人間(HT-03A用だけで5個、iPod touch用だけで4個、それぞれ1ヶ月も経たない間に購入)としてはこのバリエーション数を見ただけでもワクテカな要素だったりします。

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